こんにちは!トマトです。
前回絵本の読み聞かせ記事を書きました。
読み聞かせは下の子が生まれてから少しスローペースになりましたが、引き続き継続しています。
振り返りを含めて今までの読書記録、これからの読書記録を残していきたいと思いまます!
いじわるなないしょオバケ
作: ティエリー・ロブレヒト
絵: フィリップ・ホーセンス
訳: 野坂 悦子
オランダの絵本。主人公のサラはお母さんの真珠の首飾りを壊してしまいますが、自分が壊したとは言えなくて…嘘をついてしまうとくちからオバケが出てきます。どんどんどんどん増えていって…サラの嘘への葛藤が伝わってきます。嘘をつくことについて子供に考えさせる絵本になっていますが、まだまだ分かるのは先かな。4歳手前、まだ嘘をつくことがないので、こういった葛藤を経験するのは先のことかもしれませんが、なんとなくお話は理解しているようです。嘘をつくと出てくるいやなオバケですが、見た目や表情はとってもかわいいです。
嘘をつくようになってから(なってほしくないですが…本当のことが言えなくなった時など)読み返してみようかなと思いました。
とまとさんにきをつけて
作・絵: 五味 太郎
とにかくシュールな絵とタイトルで表紙を見る限りではいったいどんなお話なんだろうとドキッとします。だってとまとにきをつけてってどういうことだろうと思いませんか?!
読んでみると色々な表情なとまとさんが現れて、自由奔放に言いたいこと言って帰っていきます。(笑)天真爛漫な女の子みたいなとまとさんは何とも言えずかわいいです。テンポよく読めるので小さい子供も喜んで聞いていましたよ。わざとこわ~い声で読んだり、かわいい場面では明るく読んだり、読み方も色々できるので読み手も楽しめる絵本です。
おれ、カエル、やめるや
文:デヴ・ペティ
絵:マイク・ボルト
訳:小林 賢太郎
これまた不思議なタイトル。
カエルをやめてかわいいモフっとした動物になりたいカエルの男の子が主人公。お父さんにカエルをやめて動物になりたいことを話していきます。絵本の文章の書き方が特徴的で、文章が並んでいるのではなく全てが吹き出しで、会話をしているように書かれています。絵がカラフルで会話調ですべて訳されているので一味違った絵本を感じることができます。子供は気に入って借りてきてから毎晩読んでほしいリストに入れていました。最後はある動物が諭してくれるのですが、大人にとってはメッセージ性の強い絵本になっていると思います。子供がそれに気づけるのはもっと大きくなってからでしょうか。
今回も読んでいただきありがとうございました。